JR四ツ谷駅発 博物館めぐり

都内散策をしようと、JR四ツ谷駅に到着しました。
まずは四谷見附交差点に降り立ちます。

外堀通りと新宿通りが交わるこの交差点は、電線が地下化されているせいもあり、
青空が広く感じます。


新宿通りと平行に通る細い通り、「しんみち通り」は居酒屋や飲食店が並び、夕方からは近くのビジネスマンで賑わっている様子が想像できます。
突き当りまで行って右折し、四谷税務署方面へ向かうと、小さな公園があり
アブラゼミの鳴き声が真夏を実感させてくれます。

ベンチにはサラリーマンがひと休み中。
幽体離脱して自分の姿を見ているような感も・・・。

税務署の横の公園
この公園の角の路地を右折し、住宅街を100mちょっと進むと、新宿歴史博物館に到着です。



遠くには、防衛省市ヶ谷駐屯地の建物と大きなアンテナが迫ります。


新宿の歴史と文化を伝えるために作られたこの博物館には、旧石器時代から昭和初期までの様々な展示がされています。

新宿区内の遺跡から発見された出土品や江戸時代に甲州街道の宿場町であった内藤新宿(新宿という名前の由来)の町並みを伝える資料、昭和時代に新宿の主要交通だった都電の模型などなど・・・
高層ビル群や歌舞伎町をイメージしやすい今の新宿とは違った過去の一面をかいま見ることができます。
■ 開館時間 9:30~17:30(入館は17:00まで)
■ 休 館 日  第2・4月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始(12/29~1/3)燻蒸作業日
■ 観 覧 料  常設展示 一般300円、小・中学生100円 
詳しくはHP http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=372

以前にも一度訪れたことがありますが、相変わらず人が少なくゆっくりと観覧できます。

さて、歴史博物館を出て、新宿通りまでまっすぐ戻り、新宿御苑方面へとトコトコ歩いていくと、
四谷3丁目交差点の角の消防署の入口に「消防博物館」の文字を発見。


おそる恐る中に入ってみると、中には昔の消防車やら、ヘリコプターなどがぎっしりと並べられ
びっくり!



男のお子様連れにはぴったりの場所かもしれません。
10Fの展望スペース兼休憩所からは下を通る新宿通りや、遠くに見える西新宿の高層ビルが良い感じでのぞめます。

展示スペースは地下1Fから10Fまでと盛りだくさんです。
(2階は消防署のため入れません)

こんなジオラマなどをひととおり眺めてから満足してここを後にしました。

再び新宿通りを御苑方面に進み、JAL ホテルの先の路地を右折します。
次の目的地は、「おもちゃ美術館」です。

ここはとてもわかりづらく、小学校にテント「四谷第四小学校」が張ってあるー・・・なんて
思いながら通りすぎてしまい、行き過ぎたかな?と思い、戻ってみると!

まさに小学校を利用した美術館だったのです。


さらに・・・訪れた日は休館日。残念ながら中には入れませんでした。

ワタシのあとから来た、おじいちゃんおばあちゃんと二人の男の子を連れたご一行も入口まで来て
『えー!休みなの~』と溜息をついていました。

で、ワタシもここで今回は終わりにして、四谷3丁目の駅から丸ノ内線に乗り、帰路へと向かったのでした。

時間:2時間くらい
距離:約3Km
歩数:歩数計を忘れてしまいました。


より大きな地図で 四谷博物館めぐり を表示