真冬の横浜港シンボルタワーを自転車でめぐる

 初雪が観測された寒々しい土曜日、自転車でポタリングへ。
「冬らしい海を感じたい…」
そう決めてまずは山下公園に向かってペダルを回します。
 しかし山下公園は観光客やジョガーで活気がありすぎ、寂しさを感じるには
もの足りない。 
「もっと寂れた感が欲しい…」でふと思い付いたのは、本牧埠頭の一番東の奥にある公園。
名前が思い出せないが、とにかく行ってみましょう 。

大型コンテナが積み重なるヤードや貨物専用駅を過ぎ、
たまに通る大型トレーラーに追い抜かれながら約30分。
ピューピューと冷たい海風が身体にまとわりつき、
荒涼感が増してきた頃、本牧海釣り施設に到着しました。

さらにここから1キロほどまっすぐ進んでやっと到着したのが、
横浜港シンボルタワー。
これこれ ❗この感じ!
広い公園敷地ですがこの寒さの中訪れる人も少なく、海上は貨物船や 釣り船がまばらに停泊しているだけです。
北側のみなとみらい方面には、グレーの雪雲がどんよりとかかっている。
そんな中に異形を放ちながら圧倒的な存在感を示すこの白いタワー。


ランドマークタワー、マリンタワーと並ぶ横浜三大タワーと
言ってもいいはず!。 
建物裾の芝生もは茶色に枯れて寂しさを際立たせていますが、
春には芝桜が咲き誇りとてもきれいなのだそうです。

 こんな日に訪れる人なども少ないに決まっています。
わたし以外にいたのは、一眼レフを持ったおじさんだけ。

ベンチもガラガラで、しみじみと冬の港を堪能させていただきました。
一人もの思いに浸りたいときは、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

開場時間、休業日にご注意下さい。