相鉄天王町駅発 保土ヶ谷宿をめぐる


 相鉄線天王町駅を降りると、駅前の公園になぜか
橋の欄干のようなものが埋まっています。
その「欄干らしきもの」の間は板張りの床となっており、
その傍らには灯籠が立ち、松も植えられているのです。

反対側からはこんな感じです。※以前撮った写真

いったいこれは…⁉️
そんな不思議な地点からウォーキングに出発です。

(保土ヶ谷区のHPを見ると、初代広重作「保土ヶ谷」をオマージュした空間演出
なのだそう。)
※私の感性不足で、まったく橋には見えませんでした。

さて、ここから旧東海道らしき住宅街の道を進んで行きます。
ごくごく普通の道を保土ヶ谷駅方面に進むと、お寺や神社が並んで建っています。

保土ヶ谷駅西口の人通りもまばらな商店街を抜け、東海道線の踏切を渡り、
国道1号線に突き当たった交差点で本陣跡の案内板と年季を感じる建物を見つけました。

このまま1号線沿いを西に向かうと植栽された松並木や
江戸から8番目の「一里塚」などが残されており、地元の方々の保存意識が高いなあと感心します。


交通量の多い本線を避け、再び旧街道へと進み、
しばらく行くと、有名な「権田坂」です。

箱根駅伝で有名な権田坂は、車の多い新道です。
こちらは人も車も少なく狭い本来の旧街道。
坂の勾配のきつさもしっかりと残っており、上りきった時には息がゼイゼイになりました。

 この辺りは尾根道なので、左右が見渡せて気持ちいいです。
遠くには丹沢の山々や富士山も見えます。

 境木町の市バス折り返し所を右折すると右手に地蔵尊があります。
そこで「武相国境之木」の標識を発見。

今日はここでおしまいにします。
13978歩、11.3km
JR東戸塚駅までもう少しだけ頑張って歩き、電車で帰宅の途へ。
約3時間のお散歩、お疲れさまでした。