東急多摩川駅発 河川敷のサーキット跡地と等々力緑地をめぐる

若干花冷えな日曜日のお昼前、
いきものがかりの「花は桜、君は美し」を聞きながら
東横線の多摩川駅に降り立ちます。

改札前から大賑わいの予感です。
老若男女乳幼児までがビニール袋にビールやワインを入れて待ち合わせ。
まずは駅すぐの多摩川台公園に向かいます。
広場では八分咲きの花の下、ブルーシートを敷いて宴会中

場所柄のせいか大騒ぎはしておらず、皆さん穏やかに上品に楽しんで
いらっしゃいます。いいですね。
公園の下の多摩堤通りまで下り、丸子橋の方に。

浅間神社で参拝します。
ハイキング風の年配のグループやお宮参りで赤ちゃんを連れたご夫婦など
結構賑わっています。
見晴らし台のようなスペースがあり、桜+多摩川越しの小杉の高層マンションも一望です。
さあ、丸子橋をわたりましょう。
やや空が暗くなってきました。降らなければ良いですが・・・
川崎側の河川敷ではバーベキューが可能なので、肉やらソーセージやらのおいしそうな香りが漂ってきます。
昔サーキットコースがあったこの地の名残が、この階段状の土手です。


「多摩川スピードウェイ」は1936年に作られた日本で初めての常設サーキット。
一周1.2kmの楕円形のダートコースで、メインスタンドの収容人数は数千人規模、
全体で約30,000人もの観客を収容できたといわれています。(引用)
その後は日本ハムの練習グラウンドとなり、川向こうの巨人軍多摩川グラウンドと
並んで野球ファンにはたまらない場所となりました。
さて、そのまま川沿いを下り、新幹線と横須賀線の線路の先を信号を 渡って右折します。
路地を進んで、丸子山王日枝神社を参拝します。

静かで落ち着いた雰囲気の神社です。
ここからは西に向かって進みます。
綱島街道を横切り、新丸子駅方面に向かって5分位のところに大きな鳥居がある神社が。
こちらも立ち寄りましょう。

京浜伏見稲荷神社と言い、境内には カラフルな狐のオブジェがたくさんおいでです。
冨士塚のモニュメントもあり、ちょっとシュールな雰囲気が味わえます。

京急の新丸子駅を通りすぎ、いつの間にか日本医科大学のグランドがなくなってしまったのを確認しながら、中原街道へ。
道路拡幅工事がなかなか 進まないようです。
西明寺の脇を抜け、等々力緑地へと到着です。

いうまでもなく川崎フロンターレのホームグラウンドです。
さらに野球場も建設中、Bリーグが開催されるアリーナもありますので、
川崎市のスポーツ集積地といっても良いでしょう。
アリーナの先を左折すると、うっそうと木々が繁る林が見えてきます。
春日神社です。

隣には 常楽寺(別名:まんが寺)というお寺もあり、
明治以前には神仏習合で一緒になっていたのかもしれません。

ちょっと西へいくと徳川家康の指示の下、造られたという二ヶ嶺用水です 。 
両側は交通量 の少ない道路で散歩には最適です。
この時期は桃から桜へと花が変わり、目を楽しませてくれます。
武蔵小杉駅の方へ下ってゆくと、桜が増えてきます。
渋川沿いは桜祭りの立て看板があり、小川沿いで皆さん花見を楽しんでいます。
東横線の路の線路手前を右折すれば、元住吉駅に到着です。
今日はここまで。お疲れ様でした。

歩数:14206歩、10.8km 約3時間のウォーキングでした。
あなたもぷらっと歩いてみませんか?