横浜駅から各駅停車で1つ目の平沼橋駅は、ホームの東側からは横浜駅に停車している
列車がみえるほどの近さです。
横浜駅からは少し回り道になるため、歩くと15分くらいでしょうか。
ただし改札口は双方一番離れた場所にありますが・・・
駅の改札は橋上にあり、ここから左手(南側)へ進みます。
歩道橋の階段を降りてすぐ、眼前に神社が目に入ってきます。
浜辺に流れ着いた祠からはじまった 平沼水天宮
当社ホームページによれば、
時は江戸時代、まだこの地が遠浅の海に面していた頃のことです。
どこからか祠(ほこら)が流れ着いてきました。
地元の人がそれが見つけて沖へと送り返そうとしたのですが、祠は何度流しても浜へと戻ってきてしまいます。
それを聞いた地元の名士は「これは、守護神が無いこの地に祀りなさいとの神様のご啓示ではないだろうか?」
そのように考え、この地の守護神としてお祀りしたのだそうです。
祠の中には、九州久留米の水天宮様の御神札が祀られていたため、その名を水天宮と称し、
安産・水の神様となりました。
この日の境内は、七五三や安産祈願のファミリーで、かなりにぎわっていました。
さあ神社を出て、南の方角に進みましょう。
国道1号線を渡って、そのままゆるやかな坂道を上って行きます。
ここに御所はないけれど御所山とは?
ここの地名である御所山町とは、鎌倉時代に御所五郎丸という武士が住んでいたことに由来した地名だそうです。
御所五郎丸は頼朝が巻狩りの際に親のかたき討ちを成し遂げた曽我兄弟の弟が、次に頼朝に向かったところを押さえつけたとされる人物です。
緩やかな坂を上り、一度坂を下って、上りきった交差点が紅葉坂(もみじざか)の頂上になります。
右手には住宅越しにランドマークタワーが見えます。
伊勢山皇大神宮入口の交差点は、大通りをそのまま日ノ出町方面へ。
何やら歴史がありそうな 「野毛の切通し」の石垣の横を抜けると、横浜中央図書館がある野毛坂の交差点に到着。
ここは左折し、「横浜道」と呼ばれるルートで野毛へと下ってゆきます。
野毛はちょっと一杯からディープにはしご酒の方まで、お酒を愛する人にやさしいエリアで、週末ともなれば昼間から大賑わいです。
JRA(場外馬券場)もありますので、競馬新聞をにらみながらホッピーを傾ける。
そんなお客さんもたくさんいます。
伊勢佐木町の入口からは、江戸時代には関内と関外を分けていた吉田橋(下は首都高速)を渡り、馬車道を東に進みます。
馬車道をまっすぐにぬけ、神奈川歴史博物館の前を抜けます。
ワールドポーターズからはサークルブリッジを渡りJICAの前、そしてハンマーヘッド、万葉倶楽部と新しい建物の前を進んでゆきます。
海側に新しくできた「女神橋」を渡ってインターコンチネンタルホテルの東側、ぷかりさん橋を過ぎて臨港パークへ。
公園内の芝生には、休日ののんびりした空気が漂っています。
カハラホテル手前の歩道橋を渡り、中央公園を抜けて、新しくできた神奈川大学みなとみらいキャンパスを見学。
1Fのベーカリーでコーヒーを飲んだら、資生堂の横を抜けてまだ開業していない横浜ゲートタワーの丸い物体が何なのか確かめに。
どうやら、プラネタリウムができるようです。
もう目の前には横浜そごうとスカイビル、あと少しでゴールの横浜駅に到着です。
お疲れさまでした。